富山の路面電車LRT 環状線1周28分|富山都心線

2009年(平成21年)に富山都心線が開業して、富山駅-丸の内-グランドプラザ前-西町を結ぶ環状線系統が運行を開始しました。

富山の中心市街地をぐるりと1周28分。北陸新幹線の停車する富山駅から、中心市街地や繁華街へ行ってきました。

富山の路面電車

「富山地方鉄道 市内電車」は、富山市内中心部を結んでいる路面電車です。

「岩瀬浜」「大学前」「南富山駅」方面へ放射状に延びる路線と、「グランドプラザ前」方面への環状線を有しています。

駅から繁華街までは3kmほど離れていることから利用も多く、高頻度運転を実現しています。

環状線

既存のΩ型の路線を繋げて、2009年に開通した富山都心線。これにより、反時計回りの一方通行による環状運転が始まりました。

運転本数は1時間あたり4本。運行系統は2つです。

3系統=駅南の中心市街地を周って、富山駅で折り返す。
6系統=駅南の中心市街地を周って、富山駅を通り抜けて、駅北の岩瀬浜方面へ向かう

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環状線 乗車レポ

それでは、中心市街地の駅と街を巡りましょう。

富山駅

新幹線改札を抜けると、広いコンコースの奥に路面電車乗り場が見えます。「グランドプラザ前方面乗り場」は、真ん中の3番ホームです。

高架下の乗り場まで、シームレスに乗り継げる

乗り場を見渡してみると、岩瀬浜方面と環状線の待ち客が目立ちます。1時間あたり4本という本数は、他の方面と比べて少ないのです。そんな待ち客も、2両編成の路面電車ならば余裕で乗せられました。

富山駅を発車すると、「新富町」「県庁前」「丸の内」に停車していきます。

丸の内

「丸の内」と聞くと都会的なイメージを持ってしまいますが、駅前には富山城址公園とお堀のだだっ広い空間があるのみ。そもそも丸の内とは、お堀の内側のエリアこと。この景色こそ丸の内らしい景色なのかもしれません。

富山都心線 丸の内
複線の線路から、単線の富山都心線へ。

ここで大学前方面の線路と離れ、いよいよ環状線単体の富山都心線に入ります。

国際会議場

お堀沿いの道から右へカーブして「国際会議場」に到着しました。国際会議場ANAクラウンプラザホテルは電停の目の前です。

ここから電車は大手通りを走行します。富山城をバッグに、石畳風の街路をLRTが走る姿は、富山市を象徴する景観です。

大手モール

2013年に初めて訪れたときに「素晴らしいロケーションの割にはお店が少ないな」と思いましたが、今回はどうでしょう。やはり、美しい景観が整備された道ではありますが、商業的な賑わいは感じられませんでした。

一方で、過去にはトランジットモールの実験が複数回行われています。今後が楽しみですね。

「大手モール」に到着しました。目の前には、ホテルや映画館のある複合施設ユウタウン総曲輪があります。ここは総曲輪商店街の西の端。商業エリアは、この先なのです。

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中心市街地「総曲輪」「西町」

奥には3000m級の立山連峰の姿が

1車線のこじんまりした大手通りから、広い3車線の平和通りに出ました。その中央を堂々と突き進みます。

グランドプラザ前

いよいよ富山都心線の核、「グランドプラザ前」に到着しました。

目の前には複合商業施設総曲輪フェリオがあります。デパートの大和富山店、全天候型イベント広場のグランドプラザ、その裏には総曲輪商店街が続いています。コンパクトシティらしい、高い商業集積と利便性を兼ね備えたエリアです。

車内では、ほとんどの乗客が入れ替わりました。

左へカーブして、南富山駅前方面の線路と合流します。合流地点にある「西町」は、本線の中心市街の最寄り駅です。

中町(西町北)

環状線は「西町」を経由しませんが、すぐ近くの「中町(西町北)」に停まります。

ここで、ずっと並走してきた総曲輪商店街の入口がようやく見えました。付近にはSOGAWA BASE富山キラリ など、再開発で生まれた複合施設が立ち並びます。古さと新しさが融合する都会的な街並みです。

電気ビル前

「荒町」で商業エリアは終わり、「桜橋」では落ち着いたマンションエリアになりました。

「電気ビル前」に着くと、一気にオフィス街の趣きになります。重厚感ある富山電気ビルディングや、NHK、銀行、保険会社など建物が並ぶ通りです。

夜は静まり返っていますが、平日朝夕は違った景色が見られるのでしょう。

電鉄富山駅・エスタ前

かつての富山駅前電停だった「電鉄富山駅・エスタ前」まで戻ってきました。「富山駅」はこの次ですが、周辺の商業施設へのアクセスに便利なようで、意外と降りる人が多いです。

改めて富山駅前を見渡してみると、ビジネスホテルが目立ちます。2022年には商業施設「マルート」がオープンし、商業地としての魅力もますます増してます。

2013年ごろに初めて乗車した際はガラガラな印象でしたが、今回はそこそこ混んでいました。ちょうどお正月で、街なかへ買い物に行く人が多かったのでしょう。

富山のLRTと聞くと富山ライトレール(現富山港線)や南北接続が注目されがちですが、ちょうどいい感じの距離感で、駅・観光地・商店街・百貨店を繋いでいる環状線こそ、コンパクトシティの見本だと言えるでしょう。

訪問日 2025年1月/2020年3月

アクセス

環状線(富山都心線)は、富山地方鉄道が運行する路面電車。公式サイトはこちらから。

宿泊施設
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ふるさと納税

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コンパクトシティ|富山市

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都市軌道
この記事を書いた人
Shizu

1997年生まれ。
旅行代理店に勤務する傍ら、
ブログ運営と国内旅行に力を注ぐ。

若者の視点から ”レトロ” を追求しており、各地を巡り紹介する。
ブログは中学生の頃から書き続けているが、文章力はなかなか上がらない。
埼玉で生まれ育ち、大学時代を群馬で過ごして、現在は東京に住む。

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