エスパルドリームプラザの観覧車|ドリームスカイ

静岡県清水にある観覧車「ドリームスカイ」。地上52mからは、清水港や富士山の絶景を楽しめます。

S-PAL DREAM PLAZA

1999年(平成11年)にオープンした「S-PAL DREAM PLAZA(エスパルドリームプラザ、以下ドリプラ)」。かつての清水港駅や港湾施設の跡地を再開発してできたショッピングモールです。

館内にはショップや映画館だけでなく、「ちびまる子ちゃんランド」や「清水すし横丁」「駿河みやげ横丁」といった観光施設も充実。オープン以来、清水のウォーターフロントの賑わいを牽引してきました。

そして2008年、観覧車が新設されます。

WHEEL ‐観覧車‐
世界初の観覧車は、1893年にシカゴ万国博覧会で登場した「フェリス・ホイール(ferris-wheel)」です。高さ80mで、60人収容の大型ゴンドラが36基も付いていました。日本では1906年に大阪の博覧会で最初に登場します。1980〜9...

観覧車 ドリームスカイ

もともとは遊園地のアトラクションの1つに過ぎなかった観覧車。しかし1990年代後半になると、都市型商業施設やショッピングモールなどへの導入が相次ぎます。

娯楽の王様から、街を彩る消費空間への鮮やかな転身です。

もともと観光・レジャー色の強かったドリプラにとって、観覧車の設置は必然だったのかもしれません。

ゴンドラに乗れば、三保の松原から、駿河湾、伊豆半島、そして富士山までを一望するパノラマビューが待っています。

約13分の空中散歩

ゆっくりと昇り始めたゴンドラは、まずは地上4階建て商業棟を越えていきます。

奥に広がる街並みは、ちびまる子ちゃんの舞台としてお馴染みの「清水」。2003年に静岡市と合併して、現在は静岡市清水区となっています。

最高到達点である地上52mに達すると、観光客で賑わうウォーターフロントエリアから、今なお現役で稼働する港の姿が見えてきました。ここ清水港は、国内屈指のマグロ水揚げ量を誇る漁港であるとともに、工業製品の輸出入が活発な国際貿易港でもあるのです。

さらに遠くに目をやれば、世界遺産・三保の松原や駿河湾、そしてついには富士山も見えてきましたが…

あいにく雲が被り、期待していた「富士山ビュー」は微妙な結果となりました。

ここから富士山までは直線距離でおよそ25kmも離れており、手前には港湾施設や薩埵峠の地形が重なります。意外とごちゃごちゃした眺めなので、富士山だけの景色を楽しみたいのであれば、同じ静岡県内でも富士川SA(ハイウエイオアシス)の「フジスカイビュー」の方がいいでしょう。

佐賀県からの移設

スカイブルーに彩られたこの美しい観覧車は、実はここで新設されたものではなく、移設されたものです。

もともとは佐賀県の「ゆうらく」という温泉施設で稼働していました。ソースは、観覧車の情報なら何でも載っている「観覧車通信」のこちらの記事です。

遊園地マリーナサーカス

地方都市の遊園地とは思えないほどの賑わい。

商業施設に観覧車ができるのは珍しいことではありませんが、ドリプラの進化はそれだけでは終わりませんでした。

2021年、観覧車の足元に「清水マリーナサーカス」という遊園地がオープンします。静岡市にとっては、まさに20年ぶりの遊園地の復活となりました。

もし観覧車ができなかったら、遊園地が新設されることもなかったでしょう。そう考えると、この観覧車の功績は非常に大きいものです。これからも、清水のランドマークとして親しまれ続けることでしょう。

訪問日 2025年2月

アクセス

所在地:静岡県静岡市清水区入船町
最寄駅:JR東海道本線 清水駅より約1.7km。無料送迎バスあり。

清水マリーナサーカルは、商業施設S-PULSE DREAM PLAZAにある遊園地。
詳しい情報は、公式サイトよりご確認ください

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