日本最古の現役観覧車|函館

函館公園こどものくにの観覧車

北海道函館市には、現役で稼働するものでは日本最古の観覧車があります。

まるで海外の移動遊園地のような長椅子型のゴンドラに乗って、ゆっくりと上がっていくゴンドラ。最高部の高さ10mからは、函館の海が見えました。

函館公園こどものくに

函館公園こどものくに

1956年(昭和31年)に開園した 函館公園こどものくに。

園内にはレトロでかわいい遊具が並んでいますが、なかでも「空中観覧車」「飛行機」「メリーゴーランド」は、昭和20年代から稼働している大変貴重なものたちです。

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日本最古の観覧車

日本最古の観覧車

日本の観覧車の歴史は、1906年(明治39年)の大阪・天王寺公園の博覧会で設置されたのが始まりとされています。

WHEEL ‐観覧車‐
世界初の観覧車は、1893年にシカゴ万国博覧会で登場した「フェリス・ホイール(ferris-wheel)」です。高さ80mで、60人収容の大型ゴンドラが36基も付いていました。日本では1906年に大阪の博覧会で最初に登場します。1980〜9...

戦後になり、1950年(昭和25年)に大沼公園湖畔(旧七飯村)に「空中観覧車」が登場します。美しい自然の広がる大沼国定公園ですが、昭和20年〜30年代にかけては観覧車やウォーターシュートを擁するレジャーランドが存在したのです。

1965年(昭和40年)には、現在の場所である「函館公園こどものくに」へ移設され、半世紀以上に渡って稼働し続けています。

2006年には、この観覧車が日本最古であることが、観覧車研究家の福井優子氏により明かされます。函館のローカル遊園地の観覧車が、全国から注目を集めることとなり、2019年には国の登録有形文化財に指定されました。

長椅子型のゴンドラ

この観覧車の1番の魅力は “日本最古に乗れる” ことですが、実は 日本唯一の長椅子型 の観覧車でもあります。

まるで海外の移動遊園地のような、2人がけベンチの並ぶ観覧車。そこへ座れば、気分は恋愛洋画の登場人物です。隣は誰もいませんが。

2人掛けシートのゴンドラが8基並ぶ。

“こどものくに” の小さな観覧車ですが、スリルと開放感を味わえる乗り心地は、大人が乗っても十分満足できます。

家族連れや遊園地マニアだけでなく、カップルやレトロ好きにもおすすめしたい函館新名所です。

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高さ10mからの絶景

高さはわずか10mですが、最上部からは海が眺められます

地上からは全く見えないので、「そういえばここは海の近くだった」と思い出します。まさに観覧車に乗らないと見ることのできない景色です。

しかし、それ以上に絶景だったのが、狭いエリアにぎゅっと凝縮された遊園地の遊具たち。まるでおもちゃ箱のなかのようなカラフルで楽しげな空間が広がっていました。

遊園地
ホーム > レジャーブーム遊園地とは、常設の遊戯施設(観覧車、コースター、メリーゴーランド、ミニSLなど)を3種類以上有する施設のこと。入場料や乗り物券を収益の柱としており、昭和初期には鉄道会社による集客施設として郊外に多く造られました。

やはり、ここの主役は子どもたち。彼らの邪魔にならないように十分気をつけて楽しみたいところです。

一方で遊園地のスタッフの方は大変親切で、観覧車に成人男性1人で乗るのをさも当たり前のように対応してくれました。どうやらここは、日本唯一の “博物館感覚で楽しめる観覧車” みたいです。

訪問日 2023年9月5日

アクセス・宿泊

HP:公式サイト
交通:函館市電 青柳町電停から徒歩2分
営業:3月下旬から11月下旬まで

宿泊
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