東京と高松を結ぶ 寝台特急「サンライズ瀬戸」ですが、週末になると琴平まで延伸運転が行われます。


通常運転時よりプラス1時間。
“優雅な朝の列車タイム” を過ごしました。
寝台特急サンライズ瀬戸

サンライズ瀬戸が「琴平」まで延伸運転を行うのは、おもに金曜・休前日の下り列車です。
2014年に延伸運転が実施されて以来、10年以上も続いています。あくまでも臨時扱いですが、それでも需要の大きそうな日にはだいたい走っている印象のある、安心と実績を誇る臨時運転と言えるでしょう。
運行ダイヤ
| 東京 | 横浜 | 熱海 | 沼津 | 富士 | 静岡 |
| 21:50 | 22:15 | 23:23 | 23:39 | 23:53 | 00:20 |
| 浜松 | 姫路 | 岡山 | 児島 | 坂出 | |
| 01:12 | 05:25 | 06:27 | 4分間停車 | 06:53 | 07:09 |
東京から浜松までは発時刻、姫路から琴平までは着時刻を記載
| 高松 | 多度津 | 善通寺 | 琴平 | ||
| 07:27 | 35分間停車 | 08:25 | 08:32 | 08:39 |
寝台特急「サンライズ瀬戸」は、東京から高松までの804.7㎞をおよそ9時間半かけて結びます。
延伸運転時には、高松から琴平までの44㎞をおよそ40分かけて走ります。高松駅での停車時間も合わせれば、およそ1時間も車内滞在時間が伸びます。

B寝台1人用個室 シングル

観光客からも大人気なサンライズエクスプレスですが、当初はターゲットはビジネス客。高い居住性がありながらも、シンプルかつ機能的な車内は、例えるなら走るビジネスホテルでしょうか。

そのなかで最もスタンダードな客室が「B寝台1人用個室シングル」。2階建ての車内にずらりと個室が並べられており、コンパクトながらも快適な空間が用意されています。
東京 21:50


自分だけの空間に籠もり、ひたすら景色を眺め続ける。これぞ至福の瞬間です。
寝静まった街をいくつも過ぎて、まどろみの中で眠りにつきました。
瀬戸大橋 6:50~
翌朝6時31分に岡山駅を出発すると、いよいよ四国を目指して南下します。
6時53分に児島駅を発車。トンネルを抜けると、そこは瀬戸内海でした。



昨日の夜は東京にいて、寝ているだけで、寝ているままで、朝起きたら瀬戸内海の真っ只中にいる。瀬戸大橋通過は、出雲では味わえない “瀬戸だけの楽しみ” です。
複数の橋が繋がった瀬戸大橋では、途中いくつもの島を渡ります。四国に上陸した後も、しばらくは臨海部の高架橋を走ります。松山方面からの線路と合流して、ようやく橋を渡りきったと実感しました。
列車は坂出に到着して、次は ”いつもの終点” である高松駅です。
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高松駅にて35分間停車
高松 7時27分▶8時02分

高松駅では30分ほどの停車時間があります。
ホームに降り立つと、ずらりと四国の列車が並びました。駅構内は広々としており、かつて四国の玄関口だった頃の名残を感じさせます。もちろん、現在もJR四国最多の乗降客数を誇る、主要駅の1つです。
改札内にはセブンイレブンがあります。ここでパンとコーヒーを調達して、およそ40分間の優雅なモーニングタイムを過ごすことにしましょう。

いつもだったら午前7時半には強制終了するサンライズ瀬戸の旅ですが、延伸運転日は8時半まで乗ってられます。
午前10時まで滞在できる出雲には及ばないものの、瀬戸大橋からの瀬戸内海の絶景と、ゆったりした朝の時間の、両方を満喫できる乗り方ということができるでしょう。
琴平までの延伸運転

時間になり、高松駅を出発しました。
しばらく先ほど通った線路を戻り、二度目の讃岐富士を眺めて、坂出駅を通過します。瀬戸大橋方面との分岐を過ぎると、いよいよ普段は走らない区間です。
多度津 8時26分
多度津駅は “松山方面の予讃線” と “高知方面の土讃線” との分岐点。広々とした駅構内は、古くからの鉄道の要衝であることの証です。

善通寺 8時33分
四国内陸部を横断する土讃線ですが、琴平駅までは “讃岐平野の市街地区間” を走ります。ここまでは電化もされており、したがってサンライズ瀬戸も走ることができるのです。
列車は最後の停車駅である善通寺を発車。次は終点 琴平です。
琴平 8時39分
朝の8時半過ぎ。これから1日を始めるのには、ちょうどいいチェックアウト時間ではないでしょうか。

ホームに降り立つと、各車両から数名ずつの降車がありました。列車の輸送力からしたらガラガラかもしれませんが、首都圏から(ほぼ)毎週末これだけの観光客を運んでいると、延伸効果はそれなりに大きいと言えるでしょう。
金比羅宮の玄関口

「こんぴらさん」の名で親しまれている金比羅宮は、四国随一の観光地。まわりには多くの温泉ホテルが立ち並び、参道には食堂やお土産物屋がずらりと並んでいます。


観光地としての歴史は古く、江戸時代には庶民の間で “金毘羅参り” が大流行しており、今日の人気観光地ポジションを確立していました。昭和初期には4つもの鉄道路線が乗り入れ、平成後期からは寝台特急がやってきます。

今後の琴平延伸の益々の発展を願って、ここは うどんを食べてお土産を買ってこんぴら参りに行くとしましょう。
乗車日:2022年7月
乗車ガイド

運行開始:1998年(平成10年)7月10日
運行区間:東京ー出雲市・高松
公式HP:JRおでかけネット
【東京~九州】下り
寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」
東京21:50 横浜22:15・・・岡山6:27
→新幹線「みずほ601号」
→岡山6:51・・・小倉8:13 博多8:28 熊本9:02 鹿児島中央9:46
【九州~東京】上り
新幹線「みずほ614号」
鹿児島中央19:51 熊本20:35 博多21:09 小倉21:25・・・姫路23:07
→寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」
→姫路23:33・・・横浜6:45 東京7:08
【東京~出雲市】下り
東京21:50 横浜22:15・・・米子9:05 松江9:33 出雲市10:00
【東京~琴平】下り
東京21:50 横浜22:15・・・高松7:27 琴平8:39
【大阪~東京】上り
大阪0:33・・・横浜6:45 東京7:08
利用可能な店舗


- 岡山駅
セブンイレブン ハートイン岡山駅在来線改札内店(6:00〜23:00)2階在来線改札内
セブンイレブン ハートイン岡山駅新幹線改札内店(6:00〜22:00)2階新幹線改札内
おみやげ街道岡山駅瀬戸大橋線(6:25~12:40)在来線8番線ホーム - 姫路駅
えきそば在来線下り店(6:00〜24:00)山陽本線在来線下りホーム
ファミリーマート 姫路駅南店(24時間営業)姫路駅南口から徒歩3分 - 大阪駅
セブンイレブン ハートインJR大阪駅桜橋口内店(5:30〜24:30)1階改札内
アントレマルシェ大阪店(6:00〜24:30)1階改札外 中央コンコース - 高松駅
セブンイレブン Kiosk 高松駅改札口店(6:00〜21:00)1階在来線改札内
車内の設備
A寝台
・シングルデラックス:1人用 6部屋 →こちら
B寝台
・サンライズツイン :2人用 4部屋
・シングルツイン :1(2)人用 8部屋
・シングル :1人用 80部屋 →こちら
・ソロ :1人用 20部屋 →こちら(上段)
→こちら(下段)
指定席
・のびのび座席 :28席
共用設備
・シャワー
・自動販売機
・ミニラウンジ
・トイレ、洗面台
※各情報は2026年現在のものです。

