弥彦山パノラマタワー|日本最古の現役回転昇降式展望塔

回転しながらゆっくりと上昇するゴンドラ。眼下に広がる日本海。天に伸びゆく塔。

ここは新潟市郊外にある「弥彦山」。レトロな魅力あふれる回転昇降式展望塔は、現存するものでは日本最古のものです。

弥彦パノラマタワーに昇る

パノラマタワー(右)とクライミングカー(左)

1970年に開業した弥彦山パノラマタワーは、現役で動いているものでは日本最古の回転昇降式展望塔。地上85メートルの高さを、約8分間かけて上昇・回転・降下します。52人乗り2階建ての特大ゴンドラです。

「パノラマタワー」の他にも、「ロープウェイ」や「クライミングカー」のある弥彦山。最近は「展望テラス」みたいなゆったりできる空間がトレンドですが、かつては「乗り物」が人気だったんですね。

細い塔本体とゴンドラの絶妙なアンバランスが魅力

回転昇降式展望塔とは

1960年代以降に日本各地で造られた回転式の展望タワー。

同時期に造られたものでは、新潟市万代の「レインボータワー」や、愛媛県の「宇和海展望タワー」などがありますが、現在は解体あるいは休止となってます。

昭和の全盛期と比べると激減してしまいましたが、遊園地のアトラクションとしてはまだまだ残ります。2017年には、レゴランドジャパンの「オブザベーションタワー」が新たにオープンしました。

それでは、由緒正しき行楽地の回転展望タワーにいよいよ乗り込みましょう。

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越後平野と日本海の大パノラマ

多くの電波塔が建つ弥彦山

ゆっくりと回転しながら、ぐんぐんと高度を上げていきます。あっという間に頂上へ。見渡す限りの田園風景。広大な越後平野の景色は、米どころ新潟を感じさせます。

山の上にあるため、実質的な高さは600mほどで、なかなかの高度感です。

薄っすらと佐渡が見える。

そして一番の売りの日本海。これぞ絶景の素晴らしい眺めです。この日は天気もよく、水平線の向こうに佐渡ヶ島を見ることが出来ました。

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昭和レトロな山の行楽地

山頂には3つの面白い乗り物があります。

まずは、弥彦山スカイライン(元有料道路)駐車場にそびえたつ「弥彦山パノラマタワー」。弥彦神社のある山麓と山上公園を結ぶ「弥彦山ロープウェイ」。

そして、その2つの間を結ぶ斜行エレベーター「クライミングカー」です。

ノスタルジックな郊外の行楽地は、老朽化にも耐えながらも、現在も人々を楽しませているのでした。

訪問日 2022年8月

アクセス・宿泊

運営:弥彦観光索道株式会社
HP:公式サイト
営業:パノラマタワーは冬季運休
宿泊:弥彦温泉の宿泊施設はこちらから。
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タワー
この記事を書いた人
Shizu

1997年生まれ。
旅行代理店に勤務する傍ら、
ブログ運営と国内旅行に力を注ぐ。

若者の視点から ”レトロ” を追求しており、各地を巡り紹介する。
ブログは中学生の頃から書き続けているが、文章力はなかなか上がらない。
埼玉で生まれ育ち、大学時代を群馬で過ごして、現在は東京に住む。

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