岐阜県中津川市にある遊園地「恵那峡ワンダーランド」。
レジャー施設が最繁忙期である8月に訪れましたが、ほとんどのアトラクションでは待ち時間が0分。あまりの入園者数の少なさは、TVでも度々取り上げられています。


この記事では、園内のアトラクションを紹介するとともに、なぜこの地に遊園地が造られたのか、その背景にも迫ってまいります
遊園地と立地

名古屋市内を出発して90分。ようやく入園ゲートにたどり着きました。
遊園地の立地は【大都市隣接型】or【観光地併設型】の2つに分かれます。ところが、恵那峡ワンダーランドは名古屋都市圏からは遠く、一方で周りに高い集客力を持つ観光地があるわけでもありません。
遊園地の運営が難しい立地なのです。
アトラクション乗車レポ
ひとまず難しいことは置いといて、クラシカルなアトラクションを楽しみましょう!
ジュラシックライド

まず最初は、恐竜時代を冒険するダークライド。ただ恐竜を眺めるだけでなく、シューティングもできます。ただし当たっても変化はなく、得点も出ませんでした。
最後に骨と化した恐竜を見て、無事現代に戻ってきました。

メリーゴーランド

遊園地に欠かせないのが「メリーゴーランド」。他にも、空中ブランコや飛行機(or気球or象)、ボートなど、同じ場所をただ回り続けるだけのものが、遊園地の定番アトラクションとして君臨しています。
人間は回ることが好きなのかというと、そうじゃないんですよね。

メリーゴーランドは幻想的でメルヘンな世界を見せてくれますし、空中ブランコは空を飛ぶような爽快感を味わせてくれます。回転による遠心力とスイングの力を組み合わせて、乗客同士の距離を物理的に縮めるものまであったりするのです。
キャメルコースター



遊園地の王様といえばジェットコースター。その規模によって遊園地の格が決まると言われたり言われてなかったりしますが、キャメルカラーは全長800m、高さ26mのスペックを誇ります。
乗ってみた感想としては、絶叫度はマイルド、乗り心地はワイルドです。無理があるでしょ!っと思わず突っ込みたくなるような楽しさがあり、2回乗りました。
それにしても夏休み期間のジェットコースターなのに、これほどガラガラとは…。
遊園地グルメ

そろそろお腹が減ってきたので、軽く食事を取ります。
選んだのはサンプラザ。選んだというよりは、他の飲食店が開いていなかっただけですが。メニューは豊富で、オーソドックスな遊園地グルメがずらりと並びます。

せっかく遊園地に来たのですから、華やかな行楽地にふさわしいものいただきます。お祭りでよく見る小さいお好み焼きと、コーラフロート。暑い時期にはぴったりです。
立体構造

遊園地でよく見られる構造が、1階に飲食施設やゲームコーナーを配置して、2階にアトラクションを置く構造。限られた土地を有効活用しつつ、アトラクションを嵩上げにもなっています。
サンプラザは1階部分に飲食店、ゲームコーナー、ミニステージ、アスレチックが集まります。大きな屋根の下に集められたこれらの施設も、遊園地の大事な要素です。



2階部分は、スカイドラゴン(廃止)やサイクルコースターの乗り場となっています。どことなくデパートの屋上遊園地を感じさせる空間で、ちょっと嬉しかったです。
ここでちょっと本の紹介。
表紙をクリックすると、楽天市場に移ります。
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フォレストエリア

都心から離れた郊外にある恵那峡ワンダーランド。アトラクションだけでなく、豊かな自然も売りの1つです。
フォレストエリアでは、大自然の中にかかる吊り橋を渡ることもできます。この先には、日本庭園や風車、東口ゲートなどがあります。
観光地併設型の遊園地
大観覧車
最後に観覧車からの景色を楽しみましょう。高さは50メートルで、恵那峡の景色を一望することができます。

冒頭で “遊園地の大都市隣接型か観光地併設型の2つの立地に分かれる” と説明しました。
観覧車からの景色を見て実感しましたが、恵那峡ワンダーランドは後者、「恵那峡」という観光地に併設された遊園地なのです。
景勝地 恵那峡

岐阜県恵那市、中津川市にある「恵那峡」は、大正13年に完成した大井ダムによってできた湖です。風光明媚な景色と奇岩が見られる景勝地となっています。
名古屋から日帰り圏内だということもあり、昭和40年には観光協会が発足。43年にはロープウェイが開通し、45年には遊園地がオープンしました。
昭和の時代には行楽地として人気を博した「恵那峡」ですが、その後レジャーの多様化によって観光客数は減少。それに伴い遊園地の来園者も減少します。
2000年にはとうとう遊園地「恵那峡ランド」が閉鎖されてしまいますが、2002年に「恵那峡ワンダーランド」として復活を果たしたのでした。


遊園地も観光地も厳しい状況にあると言わざる得ないですが、近年はガラガラ具合を逆手に取った “自虐PR” により、じわじわと知名度を上げています。せっかく復活したのですから、末永く営業してほしいですね。
訪問日 2022年8月6日
アクセス・宿泊
交通:JR中央線恵那駅より無料シャトルバス(要予約)。
運営:株式会社岡本製作所
HP:公式サイト
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