浜町アーケードと観光通り|長崎の商店街

長崎の中心市街地である浜町には、2つのアーケード商店街があります。

路面電車でアクセスできる、地元民と観光客で賑わう通り。十字にクロスする2つのアーケード街は「浜んまち商店街」という愛称でも親しまれています。

ベルナード観光通り

「観光通」電停に停車中の長崎電気軌道1系統

長崎駅から路面電車に揺られること12分。「観光通」電停へやってきました。

このあたりは長崎の中心市街地となっており、多くのビルやホテル、デパートやアーケード商店街が賑わいを見せます。駅から離れた繁華街が元気なのは、便利な公共交通の存在も大きいでしょう。

電停に降り立つとすぐに、全蓋式アーケード商店街 の入口が見えました。右奥には 浜屋百貨店 も並び、まさに県内有数の商業集積地であることを感じます。

それでは、アーケード商店街の中へ!

三角屋根が特徴的なここは ベルナード観光通り。浜町を南北に結ぶ商店街です。

もともとは “柳通り” という名前でしたが、1949年(昭和24年)に “観光通り” に改称。2003年には大規模なリニューアルが実施されて、現在の名称になりました。

最初に「ベルナード」と聞いたときはスポンサーかと思いましたが、そうではなくて「BELL」(フランス語で美しい)と「PROMENADE」(散歩道)をかけ合わせた造語だそうです。

公式HP:ベルナード観光通り

浜町アーケード

縦軸の観光通りに対して、東西を結ぶ横軸は 浜町アーケード です。こちらはアーチ型の屋根が特徴的ですね。

公式HP:浜んまち.com

路面電車と商店街の関係を見てみると、ベルナード観光通りの入口には「観光通(1,4系統)」電停があるのに対し、浜町アーケードの入口には「浜町アーケード(5,4系統)」電停があります。

まるで双方の商店街の顔を立てるかのような、バランスの取れた配置です。

長崎電気軌道の中心市街地
長崎県長崎市は、すり鉢状の斜面地に市街地が形成されている都市です。江戸時代の鎖国期を通じて、国内唯一の海外貿易窓口として栄えた歴史を持ち、そのため異国文化の影響を強く受けた国際色豊かな都市景観を持っています。

ちなみに乗降客数を比較すると、「観光通」が1600人/日なのに対し、「浜町アーケード」は2200人/日となっています。
※2022年のデータ。

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浜屋百貨店と旧長崎大丸百貨店

浜屋百貨店の商店街側入口。

浜町アーケードの商業の核となっているのが「浜屋百貨店」です。

1939年(昭和14年)に創業した地場資本百貨店であり、昭和から平成にかけての激しい競争をくぐり抜けて、現在では市内唯一のデパートとなっています。

かつてはプレイランドという屋上遊園地が営業していましたが、2024年に閉鎖されてます。

左手のガラス張りの建物が「ハマクロス411」。

ベルナード観光通りと浜町アーケードが交差する場所には、「ハマクロス411」というなんともわかりやすいネーミングのショッピングセンターがあります。低層階は商業フロア、高層階はホテルの複合商業施設です。

もともとは長崎最初の百貨店として誕生し、岡政百貨店、長崎大丸百貨店 を経て、2014年に現在の「ハマクロス411」がオープンしました。

商店街
江戸時代の庇下や雁木を原型に、大正時代には西洋のパサージュの影響を受けつつ、日本独自の発展を遂げてきた商店街のアーケード。雨の日にも快適なショッピングが楽しめるとして、全国に普及しました。

ランタンの灯る商店街

西日本はアーケード商店街が多く、とくに九州の都市では “路面電車×アーケード商店街×デパート” の組み合わせもよく見られます。

しかし、長年に渡って日本の玄関口として活躍した長崎には、他にはない異国情緒があります。

毎年2月に開催される「長崎ランタンフェスティバル」では長崎新地中華街を中心に、川沿いやアーケード街まで、街全体がランタンの明かりに包まれます。

西洋風の建物に、日本的な商店街に、中国春節を彩るランタン。さまざまな国と文化が混ざった、まるでちゃんぽんのような長崎の商店街風景でした。

訪問日 2021年3月9日 2018年3月4日

アクセス・宿泊

交通:長崎駅(西九州新幹線・長崎本線) 長崎空港(大村市)
人口:38.3万人(2025年)
HP:長崎電気軌道
   長崎市公式観光サイト
宿泊:市内の宿泊施設 一覧は こちら から。
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長崎電気軌道の中心市街地

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商店街 ‐ARCADE‐
この記事を書いた人
Shizu

1997年生まれ。
旅行代理店に勤務する傍ら、
ブログ運営と国内旅行に力を注ぐ。

若者の視点から ”レトロ” を追求しており、各地を巡り紹介する。
ブログは中学生の頃から書き続けているが、文章力はなかなか上がらない。
埼玉で生まれ育ち、大学時代を群馬で過ごして、現在は東京に住む。

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