土佐くろしお鉄道 黒潮町「砂浜美術館」の最寄り駅|土佐入野 TK37

土佐くろしお鉄道 中村線の「土佐入野(とさいりの)駅」は、「砂浜美術館」の最寄り駅です。

高知駅から106.4㎞の場所にある、高知県黒潮町の玄関口です。

土佐くろしお鉄道 中村線「土佐入野駅」

土佐くろしお鉄道中村線に乗って、高知駅から特急でおよそ1時間40分。土佐入野駅にやってきました。1面1線のシンプルで小さな駅ですが、特急含む全ての列車が停車します。

高知県黒潮町は、2006年に大方町と佐賀町が合併して誕生しました。旧大方町の中心地が土佐入野駅に、旧佐賀町の中心地が土佐佐賀駅にそれぞれ広がっています。

土佐入野駅は町役場の最寄り駅でもあり、また付近には国道56号が通り、ドラッグストアやコンビニが置かれています。

無人駅ながらも、駅舎内には3つの店舗(現在は2つ) があります。

・焼き鳥イマジョウ商店
・ケーキの職人 やまもと
SUNLIFE COFFEE ※2025年7月に移転

まだ営業開始前の午前中でひっそりとしていましたが、夕方になれば違った光景になることでしょう。

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オフシーズンの砂浜美術館

駅から海まではおよそ500mほど離れています。

集落とは小高い丘と防砂林で隔てられており、海岸へ近づくとらっきょう畑が広がりました。このあたりは県内有数のらっきょうの産地で、ちょうど紫の花が見ごろを迎えてました。

それを過ぎると、パッと目の前に太平洋が開けました。

ここが全長約4kmにわたって広がる入野の浜、すなわち「砂浜美術館」です。

「黒潮町には美術館はありません。この砂浜が美術館です」

デザイナーの梅原真氏が提唱した砂浜美術館。中でも毎年5月に開催される「Tシャツアート展」は、あまりにも有名です。太平洋を背にして海岸一帯にTシャツがはためく光景は、一度は写真などで目にしたことがあるのではないでしょうか。

一方でそれ以外の季節は、言ってしまえば ”ただの海岸” です。1年のほとんどはイベントも無く、ひっそりとしています。

しかし、そもそも砂浜美術館の概念は、季節や天候によって表情を変える砂浜の美しさを愛でるもの であります。そう考えると、1年間365日がオンシーズンと捉えることもできるでしょう。

砂浜のすぐ近くには、町立図書館や文学館が入る複合文化施設「大方あかつき館」があります。

施設の屋上は解放されており、そこへ続く大階段が設置されています。

ここは津波発生時には避難所になります。

将来南海トラフ地震が発生した際には、ここ黒潮町には最大34.4mの津波が到来することが予想されています。これは黒潮町に限らず、太平洋沿岸の多くの地域が背負っているものです。

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キルトとコーヒー

砂浜美術館では、毎年11月に「潮風のキルト展」が開催されます。

駅舎内は、鮮やかな青色のキルトや漁で使われた籠などが飾られていて、海沿いの町の雰囲気を存分に感じることができます。

列車が来るまでの間に、1杯のコーヒーをいただきます。

もう1組のお客さんとともに、コーヒーを淹れるのを眺めながらの列車待ち。駅舎内は良い香りで満たされ、無人駅はこの上ない素敵な空間になります。

こちらの「SUNLIFE COFFEE」さんは、2025年7月に海岸沿いの「海のバザール」へ移転しました。

駅でのコーヒーブレイクはできなくなってしまいましたが、Instagramを覗いてみると、オーシャンビューのなかなか素敵な店舗になってました。また、行く理由ができましたね。

訪問日 2022年12月

アクセス

HP:公式サイト
交通:土佐くろしお鉄道 中村・宿毛線

ふるさと納税

四万十市 黒潮町

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この記事を書いた人
Shizu

1997年生まれ。
旅行代理店に勤務する傍ら、
ブログ運営と国内旅行に力を注ぐ。

若者の視点から ”レトロ” を追求しており、各地を巡り紹介する。
ブログは中学生の頃から書き続けているが、文章力はなかなか上がらない。
埼玉で生まれ育ち、大学時代を群馬で過ごして、現在は東京に住む。

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