浜松市のデパート屋上|遠鉄百貨店

静岡県浜松市にある遠鉄百貨店。地方私鉄のターミナルデパートの屋上を訪れます。

遠鉄百貨店

1988年(昭和63年)に開業した「遠鉄百貨店」は、かつて松菱や西武百貨店などがしのぎを削った浜松市内では 後発組のデパート でした。

地方百貨店の現状
「街の顔」として親しまれてきた百貨店は今、大きな転換期を迎えています。大都市のデパートはインバウンドや富裕層で賑わうのに対し、地方では人口減少や郊外型モールの台頭、ECサイトの普及により厳しい経営状況が続いてます。相次ぐ閉店により、「百貨店...

しかし、浜松駅から1番近い立地と、県内有数の売り場面積を武器に、地域一番店へと登り詰めます。1997年に西武、2001年に松菱が撤退してからは、市内唯一のデパートです。

イオン本牧 と ベイタウン本牧5番街|バブル期の商業施設の現在
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サンライズ瀬戸・出雲と新幹線|東京→博多 B寝台ソロ
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丸広百貨店川越店の屋上|遊園地「わんぱくランド」閉園後の現在
埼玉県川越市にある丸広百貨店。屋上には人工芝の開放的な広場がありますが、かつてそこには、ノスタルジックな屋上遊園地がありました。丸広百貨店川越店丸広百貨店は、埼玉県内を基盤に店舗を展開しているデパート。その旗艦店として1964年(昭和39年...
ハーヴェストウォークのメリーゴーランド|小山ゆうえんちの現在
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そごう千葉店の屋上|千葉都市モノレールのひろば
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大屋根広場

都会的な空間が広がる

本館:1988年竣工(地上8階建て/南側)
新館:2011年竣工(地上13階建て/北側)

本館と新館の間は、巨大な大屋根に覆われた「ソラモ」という広場になっています。もともとは道路でしたが、再開発によって歩行者空間となりました。

JR浜松駅から、遠州鉄道の「新浜松駅」や繁華街への導線上にあり、まさに商業地にはうってつけの “賑わい空間” です。

6階まで上がると、連絡通路から大屋根の上部が見えました。そろそろ夕日も沈んでしまいそうなので、急いで屋上を見に行きましょう。

イッツ・ア・スモールワールドとドリームコア|怖さと多幸感の秘密
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失われた場所・時代への強烈なあこがれを原動力に、実在しないはずの風景に実態を持たせた異空間。それがテーマパークであり、まぼろし博覧会です。まぼろし博覧会静岡県東部の伊豆半島。首都圏の膨大な人口を背景に、ファミリー向けのレジャー施設やから個性...

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本館屋上

地上8階からさらに階段を上がり、本館の屋上階にやってきました。デパート建築の中では比較的新しいこともあってか、複雑な増築箇所などもなく、全体的にすっきりとした印象です。

季節によってはビアガーデンも開かれるようですが、訪れた時(12月)はひたすら寒風が吹き抜けるだけでした。

日も落ちたので、とっとと館内へ戻りましょう。

デパートの屋上といえば、この祠。

駅前再開発

連絡通路から、浜松駅前を眺める。

正面にそびえるのは高さ212.7mを誇る「アクトタワー」。静岡県内で最も高いビルです。

かつてこの駅前一体には、国鉄の貨物ターミナルが広がっていました。しかし1985年に移転・廃止されると、跡地で大規模な再開発が行われます。

1988年に遠鉄百貨店本館、1990年には特徴的な円形のバスターミナル、そして1994年にアクトタワーが竣工し、現在の景色が生まれたのです。

新浜松駅

遠鉄百貨店は、遠州鉄道の「新浜松駅」とほとんど一体化したような造りになっています(実際の建物構造は分かれています)。

帰宅客に混じって、高架線上にあるホームへ。

「のぞみ」の止まらない浜松ですが、黒字経営の私鉄が走り、そのターミナル駅には自社系列の立派なデパートがある。人口約80万人を擁する、政令指定都市・浜松市の底力を見せつけられたような気がしました。

訪問日 2022年12月

アクセス

HP:公式サイト
交通:JR浜松駅(北口)、新浜松駅からすぐ
運営:株式会社遠鉄百貨店

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