富山市の中心部に位置する総曲輪(そうがわ)は、路面電車の西町やグランドプラザ前停留場からアクセスできる、県内有数の商業集積地です。
メインストリートの総曲輪通り商店街には、全長260mの全蓋式アーケードが設置されています。
繁華街 西町(商店街の東側)


富山駅から路面電車(富山地鉄軌道線)に乗って約10分、西町停留所に到着しました。電車通り沿いには片側式アーケードが設置されていて、また再開発でできた建物なども多く目立ちます。
2003年に「コンパクトシティ政策」を掲げた富山市では、これでまで様々な取り組みを実施してきました。その成果からか、地方の “駅から離れた繁華街” の割には活気ある印象でした。

交差点の南西に立つのは「TOYAMAキラリ」、百貨店の大和富山店が移転した跡地に建設されました。富山第一銀行、市立図書館、ガラス美術館などが入居する、現代的な複合施設です。
中央通り商店街「さんぽ~ろ」

南北に伸びる電車通りと交差するように、東西には2つの全蓋式アーケード商店街が伸びています。
東側へ伸びるのは、中央通り商店街(さんぽ~ろ)。全長はおよそ500mほどあり、総曲輪通りよりも規模は大きいのですが、中心部から離れるためか、やや寂しい印象です。
西側へ伸びるのは、総曲輪通り商店街です。
総曲輪通り商店街

「総曲輪通り商店街」は富山市の中心商店街として位置づけられており、1956年(昭和31年)には国内で5番目の早さで全蓋式アーケードが設置されました。
全盛期には複数のデパートや映画館が営業して賑わいますが、やがてモータリゼーションの進行や郊外のスプロール化により、徐々に衰退してしまいます。

流れが変わったのが、富山市の「コンパクトシティ政策」でした。LRTを軸とした公共交通機関を整備し、都市部や各拠点に商業機能や居住機能を集積する取り組みです。
総曲輪エリアは都市部の核として位置づけられ、LRTの環状線や複合商業施設などの建設が進みます。

2020年には、商店街の東側入口に「SOGAWA BASE」が誕生します。低層階は飲食店を中心とした商業施設、高層階はマンションとなっており、まさに商業と住居の両方にアプローチした事例となってます。

この場所にはかつて「西武百貨店 富山店」がありました。長らく市内中心部の2大デパートとして営業してきましたが、2006年に閉店します。

現在市内で営業しているデパートは、商店街の南側にある「大和 富山店」のみです。
総曲輪フェリオ(大和 富山店・グランドプラザ)

総曲輪フェリオは、全天候型イベント広場のグランドプラザと、「大和 富山店」をキーテナントとする商業棟からなる複合商業施設です。
もともとは西町の交差点にあり、1932年(昭和7年)開業の老舗百貨店として長らく営業してきましたが、2007年(平成19年)には現在の場所へと移転します。
これにより 商店街と百貨店が一体となった 高い商業集積と利便性を誇るエリアが誕生しました。

商店街よりも1つ南側の平和通りには、LRTの環状線が通っています。グランドプラザ前停留所は、商店街やデパートへの1番の最寄り駅です。
ここでちょっと本の紹介。
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大手モール・ユウタウン総曲輪(商店街の西側)

商店街の西端には、ホテルや映画館などからなる複合施設「ユウタウン総曲輪」があります。
施設内には広々とした吹き抜け空間「ウエストプラザ」が続いており、実質的にアーケードの延長のような役割を果たしています。



ユウタウン総曲輪を抜けると、LRTの環状線が通る「大手モール」に辿り着きます。このあたりまで来ると商業地からもだいぶ離れて、落ち着いた雰囲気になりました。
訪問日 2025年1月
アクセス・宿泊
HP:公式サイト(IKOIKOSOGAWA)
交通:富山地鉄軌道線(西町、中町、グランドプラザ前など)
宿泊施設
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