富士急行線の拠点駅である「富士山駅」。地上6階建ての富士急ターミナルビルが構えており、館内は駅ビル商業施設「Q-STA」が営業しています。
屋上に上がると、雄大な富士の姿を眺められました。


富士急ターミナルビル

私鉄のターミナル駅には、立派なデパートが付き物です。
1975年にイトーヨーカドーを核テナントとする「富士吉田富士急ターミナルビル」が開業。山梨県内最大(というより唯一)の私鉄路線のターミナル駅に、駅ビル型デパートが誕生した瞬間でした。
2005年にはイトーヨーカドーが撤退して、「キュースタ(Q-STA)」という商業施設に生まれ変わり現在に至ります。

運営を手掛けるのは、富士急行グループの「株式会社富士急百貨店」。
社名は百貨店ですが、業態としてはデパートではなくショッピングセンターです。1階には観光客向けのお土産物や雑貨店が並び、2階から上は無印良品や100円ショップなどの専門店、コワーキングスペースやクリニックなどが入ります。
屋上広場「富士山展望デッキ」

百貨店っぽい館内を巡りつつ、最上階の6階へやってきました。
6階はトレーニングジムが大部分を占めており、その他は屋上広場として解放されています。夕暮れ時の屋外へ出てみると、

もはや説明不要の、美しい眺めが広がっていました。
富士吉田市街地越しに見る富士山。遮るものはなにもなく、日常の中にある非日常級な眺めを独り占めすることができます。また角度を変えれば、

「富士急ハイランド」のジェットコースターの明かりが灯り始めるのが見えました。もはやこのあたりは富士急グループが支配している根付いているみたいです。
ここでちょっと本の紹介。
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富士山の長めも素晴らしいですが、頭上に迫る 富士山駅の巨大看板 も実に見事です。
デパート屋上を思わせる堂々たる姿。今ではデパートではないものの、中心市街地の核として、沿線最大のターミナルの駅ビルとして、富士の麓で営む企業としての “誇り” のようなものを感じました。

富士山駅

1929年の開業当初から「富士吉田駅」を名乗ってきた駅ですが、2011年に「富士山駅」に名を改めました。
駅舎もリニューアルされ、富士山の玄関口らしい趣ある駅に生まれ変わります。手掛けたのはあの水戸岡鋭治氏です。

さらに2022年には、富士急行線を運行する会社の名前が「富士山麓電気鉄道」に変わりました。
創業当初の “富士山麓電気鉄道” という名前が復活したわけですが、そうなると今度は “富士急百貨店” という名前の復活も見てみたいところです。
訪問日 2021年12月28日 2024年11月2日
アクセス
所在地:山梨県富士吉田市上吉田
最寄駅:富士山駅(富士急行線)
株式会社富士急百貨店が運営する駅ビル商業施設。
公式サイトはこちらから。

