関西と九州を結ぶフェリー航路は数多く設定されています。
名門大洋フェリーは、北九州と大阪を結ぶ航路。CITY LINEの名にふさわしく、便利で快適な移動を体験してきました。


新門司港 大荒れの出港


北九州側のターミナルは「新門司港」。他にも複数のフェリー航路が発着する港ですが、街からはだいぶ離れています。
フェリーのメインはトラック輸送。近くには新門司ICもあって、実は便利な立地なのです。小倉駅・門司駅から連絡バスも運行されているため、徒歩客も不便は感じないでしょう。
タグボート大活躍


船旅での最大のイベントは、出港と着港です。
ところが、この日は南方から大型台風が接近中。新門司発はなんとか運行されたものの、大阪発は欠航してました。(翌日以降は全便欠航)。
雨はまだそれほど降ってませんでしたが、風は強く波も高く…。快適な室内に戻ろうとしたそのとき、



小さなタグボートが、巨大なフェリーを押して、引っ張る姿が見えたのです。あまりのかっこよさに、夢中でシャッターを切りました。
普段から出港時にタグボートが手助けするのか、シケの時にだけかはわかりませんが、結局ずっとデッキに居続けました。働く乗り物って、なんであんなにかっこいいんでしょうね。

停泊中はかなり揺れていましたが、走り出すと揺れはなくなりました。それでは、快適な船の旅を満喫しましょう。
乗船レポ 船内編


夕食を食べて、大浴場に入って、部屋でゆっくりTVでも眺めて…。
ファーストS

今回利用したのは1人用個室。テレビや洗面台もあって、アメニティも一通り揃います。歯ブラシやタオルを持参する必要は無く、ホテルと同じ感覚で泊まることができるのです。
食事


船旅の楽しみといえば食事です。
夕食と朝食はバイキング。オーソドックスな人気メニューがずらりと並び、欲望のままに、好きなものを好きなだけ食べることができました。
大阪港 あっけない到着
大阪南港


翌朝。最大の見所である明石海峡大橋はいつの間にか通り過ぎてしまい、あっという間に終わりが近づいてきます。入港前には、建設中の大阪万博の建物が見えました。



8時30分「大阪南港」に到着です。早過ぎず、遅過ぎない、ちょうどいいチェックアウト時間です。
大阪南港からはニュートラムやバスなどの公共交通機関が出ており、航海の達成感に浸る間もなく、速やかに目的地まで移動することができます。
実用的な移動手段
19:50に出て、翌朝8:30には着く。観光やビジネスに非常に使い勝手が良いのですが、逆にちょっと便利過ぎます。ご飯を食べて、風呂入って、寝て、起きたらもう到着です。「海の上はやることないな〜」と思ったり、「時間を忘れて黄昏れる時間」すらありません。



そこにあるのは懐かしの船旅や娯楽としての船旅ではなく、第一線で活躍する現役の輸送・移動手段なのです。それはそれで、なんだかとっても頼もしいですね。
2024年8月28日
アクセス
名門大洋フェリーシティラインは、大阪南港と新門司港を結ぶ航路。
公式サイトはこちらから。
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