熊本県荒尾市にある遊園地「グリーンランド」。
全長1497m、最高速度98km/h、乗車時間3分30秒。九州最大規模を誇るジェットコースターは、誰もが楽しめるファミリー向けライドでした。
恐竜コースター「GAO」



1987年(昭和62年)にオープンした「恐竜コースター」(現:恐竜コースター GAO)。長い間来園者に親しまれている、グリーンランドを代表するアトラクションの1つです。

全長は約1.5kmもあり、広大な敷地を贅沢に使ったコースレイアウトになっています。例えるなら、としまえんのサイクロン、富士急ハイランドのド・ドドンパ、USJのハリウッド・ドリーム・ザ・ライドのような存在感でしょうか。
壮大な滑り台

最高速度96km/h。地上およそ40mからの急降下。
頂上からの眺めは、ファミリー向けコースターのそれとは違います。大観覧車を眺めながら向きを越えてファーストドロップへ!ところが、鋭い走行音とは裏腹に、浮遊感はほとんどありません。

思い浮かぶのは、でかい公園の長〜いローラーすべり台や、土手や雪山でそり滑りをした時の記憶。重力に身を任せ、ちょうどいい斜面を上から下へ滑り降りる。誰もが必ず経験したことのある、単純で奥深い遊びです。

しかし、その “ただ滑り降りるだけ” という原始的な遊びを、全長1.5km、高さ40mというハイスペックでやってのけてしまった、「グリーンランド」の代表アトラクション。それはまるで「ジェットコースター=急降下と浮遊感」 という固定概念に孤独に立ち向かってるかのようでした。

ジェットコースターは怖いだけにあらず
一方で、スリルが低いおかげか、小さい子供から大人まで幅広く楽しまれている様子が見られました。かくいう私も絶叫マシンの浮遊感が苦手なのですが、安心して乗ることができました。

あまり怖くないビッグサンダーマウンテンやスペースマウンテンが圧倒的人気を誇っていることから(そもそもテーマパーク自体が人気ということもありますが)、ジェットコースターに怖さは、必ずしも必要ではないのかもしれません。
長い傾斜面を滑り降りたり、広い園内を猛スピードで移動するだけでも、十分に爽快で非日常な体験なのですから。

ここでちょっと本の紹介。
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グリーンランドのジェットコースターたち


日本一のアトラクション数を誇る「グリーンランド」では、ジェットコースターも大中小さまざまなラインナップを用意しています。
絶叫マシン好きにおすすめなのが、立ち乗りコースターの「ミルキーウェイ彦星」(写真 青)と座り乗りコースターの「ミルキーウェイ織姫」(写真 ピンク)。規模では恐竜コースターに劣るものの、スリルはこちらが圧倒的でしょう。(怖いので乗ってません)。


少し珍しい吊り下げ式コースターも、なんと「グリーンランド」には2つあります。怖さ抑えめの「グランパスジェット」(左写真)や、すごく怖そうな「NIO」(右写真)です。
他にも、ボートタイプのスプラッシュや、子供向けのてんとう虫コースターなどなど、紹介しきれないほど様々なコースターが用意されているのです。
ブラックホールコースター
最後にもう1つ。屋内型の「ブラックホールコースター」をご紹介しましょう。




宇宙空間に見立てた屋内空間を走るコースターは、どこかテーマパークのような特別感があります。
実際に乗ってみると、疾走感に欠ける走りにがっかりしてしまいますが、グリーンランドの個性派コースターとして欠かせない存在でしょう。
訪問日 2025年3月10日
アクセス・宿泊
交通:大牟田駅(JR・西鉄)から路線バスで20分。
運営:株式会社グリーンランド
HP:公式サイト

